樹齢約1000年の御神木で有名なパワースポット
秩父市と横瀬町の境界に位置し、 埼玉県有数のパワースポットである秩父今宮神社の原始は、西暦100年にまで遡るそうです。 日本二百名山の一つに数えられる武甲山からの霊泉に「水神」を祀ったのが始まりとされています。
天文4年(1535)には京都の今宮神社から須佐之男大神(スサノオノオオカミ)を勧請しており、 観音菩薩の守護神である「八大龍王」が合祀されていることから、別名「八大龍王宮」 とも呼ばれています。
秩父霊場発祥の地であると同時に自然信仰の聖地とも言えるこの秩父今宮神社に天然水を汲みに行きました。 場所は西武秩父駅から徒歩で10分程度です。
神社の中央には巨大な御神木があり、圧倒的な存在感を放っています。「龍神木」と呼ばれるこの御神木は樹齢約1000年で、埼玉県指定天然記念物にも指定されているそうです。

そのすぐ近くには武甲山の地下水が流れ込んでいる「龍神池」と呼ばれる池があり、さらに同じ水が流れでている「青龍の滝」があります。青龍の滝の水は平成の名水百選にも選ばれるほど、水質が良いく、汲みに来る人も結構いるようです。


滝の水が流れ落ちる池には鯉が元気に泳いでいました。 この青龍の滝の水を持参したペットボトルに詰め、持って帰りました。癖がなく飲みやすい味です。あくまで個人的な感想ですが、同じ埼玉県にある白子熊野神社の湧き水よりも、こちらの方がさらりとして癖がない印象です。

神社についたのが18時頃ということもあり、他に参拝客はいませんでした。とても静かで落ち着いた場所であり、癒されること間違いなしなので、興味があったら是非訪れてみてください。
「祭りの湯」で地元の名産やグルメを堪能
ちなみに、西武秩父駅には「祭」をコンセプトにした複合温泉施設「祭りの湯」が併設されています。
ここには、温泉エリアの他にも秩父の特産品や限定商品を販売する「ちちぶみやげ市」、わらじかつやみそぽてとなどの秩父名物が味わえるフードコート「呑喰処 祭の宴」があり、ちょっとした観光地のような雰囲気を味わえます。
せっかくなので、セタリアという店でジェラートを買いました。秩父産メープルシロップとレモンのフレーバーを選びましたが、どちらも自然な風味が味わえる本格的な味で、予想外の美味しさでした。
他にもイチローズモルトや秩父の地酒など、お酒を使った珍しいジェラートがあるので、訪れた際には是非食べてみてはいかがでしょうか。
<スポット情報>
名称:秩父今宮神社 八大龍王宮
所在地:埼玉県秩父市中町16-10
電話番号:0494-22-3386
公式サイト: http://www.imamiyajinja.jp/