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港の見える丘公園に行ってきた!その概要を解説

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ここでご紹介するのは神奈川県横浜市にある 「港の見える丘公園」です。山下公園と並ぶ、横浜を代表する公園です。山下公園から徒歩で10分弱、みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩5分程度の場所に位置します。

公園内は、「フランス山地区」、「展望広場地区」、「イギリス山地区」、「 近代文学館地区」の4つの地区に分けられており、それぞれの地区に特色や見どころがあるのですが、全体としてみた場合の公園の魅力は、なんといってもバラ景観です。

港の見える丘公園は横浜でも有数のバラの名所となっており、最盛期には園内全体で約300種、2,200株のバラが咲き誇ります。

また、 横浜港を見下ろす小高い丘にある公園なので、展望台からは横浜ベイブリッジなど港の風景を一望することができます。夜にはランドマークタワーやマリンタワーと並ぶ横浜の夜景スポットにもなります。

ここにはバラと景観を求めて毎年数多くの観光客が訪れます。 ロマンチックな要素がある公園なので、家族連れに加え、カップルも多く、横浜定番のデートスポットでもあります。

このあたり一帯は、かつて外国人居留地でした。幕末の横浜港開港以来、生麦事件など外国人の殺傷事件が相次いでいたことを受けて、自国民を保護するという名目の下、イギリスとフランスが軍隊を駐留させていました。

丘の上にイギリス軍、下にフランス軍がそれぞれ駐屯し、現在はその場所がフランス山地区とイギリス山地区になっています。戦後はアメリカ軍を中心とする進駐軍が一時この地を接収しましたが、接収解除後には横浜市が公園用地として整備し、1962年(昭和37年)に風致公園として開園しました。

ちなみに、「港の見える丘公園」という名前は終戦直後の1948年(昭和23年)にヒットした平野愛子の流行歌「港が見える丘」が由来なのだそうです。他にも、いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」、オフコース(小田和正)の「秋の気配」、B’zの「TIME」といった多くの楽曲がこの公園と関連があります。

展望広場地区

展望広場地区はフランス山地区とイギリス山地区の間にあります。 眼下に広がる港や横浜の街の大パノラマは最高です。この展望台からの景色を見なければ、 港の見える丘公園に来た意味がないといっても過言ではありません。 正面に見えるのはレインボーブリッジです。

夜には、宝石をちりばめたような美しい夜景を見ることができます。

展望台の近くには2011年の夏に公開されたスタジオジブリのアニメ映画「コクリコ坂から」の記念スポットがあり、パネルとともに作中にも登場したUWの国際信号旗が設置されています。

「コクリコ坂から」は1963年の横浜が舞台となっていますが、コクリコ荘がある場所はこの港の見える丘公園がモデルなのだそうです。

イギリス山地区

展望台広場の隣にあるのがイギリス山地区です。このエリアには、 イングリッシュローズガーデン、香りの庭(沈床花壇)、バラとカスケードの庭、大佛次郎記念館、山手111番館などの施設があります。

このエリアの見どころはバラです。5月中旬から6月中旬と10月中旬から11月中旬の最盛期には多くのバラが咲き乱れ、息をのむほど美しい庭園になります。

バラはイギリスの国花であり、もともと開園以来この地区にはたくさんのバラが植えられていましたが、2016年3月に実施された「横浜みどりアップ計画」の一環として魅力アップが図られ、大幅にリニューアルされました。

このリニューアルによって、現在のような「イングリッシュローズガーデン」、「香りの庭」、「バラとカスケードの庭」という特色ある3つのバラ園に生まれ変わり、異国情緒あふれる横浜随一のバラの名所となりました。

イングリッシュローズガーデンには約150種、1,200株のバラが植えられています。リニューアルによって、それまで植えられていたモダンローズは他のバラ園に移され、イギリス館(旧英国総領事公邸)と調和する英国式の庭園に生まれ変わりました。

平面だけではなく、アーチやオベリスクを用いて立体的に配植することで様々なバラの表情が表現されています。また、 バラを引き立てるために、青や白を基調としたクレマチスや宿年草が一緒に配植されています。このようにイングリッシュローズガーデンでは、いろいろな工夫を施すことでバラの魅力をより引き出しています。

また、バラに加えて様々な一年草と宿年草が植えられており、季節を問わず楽しむことができます。

沈床花壇には約100種類、500株のバラが植えられています。開園当時は芝生地とフラワーポットが設置されており、リニューアル後に香りの庭となりました。

沈床花壇は低く下がった地形にあるうえに、大きく育ったカイヅカイブキに周囲を囲まれているため、香りが溜まりやすい構造になっています。

中央に配置された噴水を中心に4つの花壇に分かれていて、それぞれの花壇には「ダマスク」、「フルーツ」、「ティー」、「ミルラ」といった香りのテーマが決められています。そして、それぞれの香りのテーマに合わせたバラが植えられています。

4つの花壇にはバラのアーチが設置されており、バラの香りが漂う回廊になっています。季節とともに移り変わるバラの香りを楽しみながら散策するのがおすすめです。

沈床花壇の奥には赤レンガの外観が特徴の「大佛次郎記念館」があります。大佛次郎は時代小説「鞍馬天狗」やノンフィクション「パリ燃ゆ」で有名な、横浜生まれの作家です。

故郷である横浜をこよなく愛した作家で、作品にもたびたび横浜が登場します。この記念館はそんな大佛次郎の業績と生涯を様々な資料とともに紹介しています。

近代文学館地区

イギリス山地区と近代文学館地区を結ぶように霧笛橋が架かっています。この橋を渡ると、近代文学館があります。

近代文学館には神奈川県にゆかりのある日本の近代文学作家の肉筆資料や図書が展示されています。

神奈川県は、夏目漱石、芥川龍之介、谷崎潤一郎、川端康成、太宰治、三島由紀夫といった、明治以降の日本近代文学史に欠かせない作家たちと深いつながりがあります。

イベントホールや貸会議室も併設されており、講演会、朗読会などのイベントも実施しています。この時は中島敦展が開催されていました。

<スポット情報>
名称: 港の見える丘公園
所在地: 神奈川県横浜市中区山手町114
アクセス:
JR京浜東北・根岸線「石川町駅」より徒歩20分
横浜高速鉄道みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩5分

公式サイト:https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/midori-koen/koen/koen/daihyoteki/kouen007.html

<施設情報①>
名称:大佛次郎記念館
所在地: 横浜市中区山手町113番地(港の見える丘公園敷地内)
TEL: 045-622-5002
開館時間:
4~9月 10:00~17:30(入館は17時まで)
10~3月 10:00~17:00(入館は16時30分まで)

公式サイト: http://osaragi.yafjp.org/

<施設情報②>
名称:神奈川県近代文学館
所在地:横浜市中区山手町110(港の見える丘公園敷地内)
TEL:045-622-6666
開館時間:
展示室(有料) 9:30~17:00 (入場は16:30まで)
閲覧室(無料) 〈火~金〉9:30~18:30 (閲覧請求・複写申込は18:00まで)/〈土・日・祝〉9:30~17:00 (閲覧請求・複写申込は16:30まで)
貸会議室・和室・ホール(有料・要予約) 9:30~21:00 (窓口申込は17:00まで)

公式サイト: https://www.kanabun.or.jp

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