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三浦半島の最南端!ハイキングにもうってつけの県立城ヶ島公園

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神奈川県三浦半島の最南端に「城ヶ島」という島があります。ミシュラングリーンガイドにおいて、「近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所」を意味する2つ星を獲得している、首都圏でも数少ない島です。

ここでご紹介するのはこの城ヶ島の東側半分に広がる公園「県立城ヶ島公園」です。太平洋に面した島ならではの海の自然風景や海浜植物ウォッチングが楽しめます。季節によってはウミウやクロサギなど県の天然記念物を見ることもできます。

城ヶ島へのアクセス

京急線三崎口駅の2番乗場から「城ヶ島」行きの京浜急行バスに乗り、約30分後に着く「白秋碑前」で下車。バス停から徒歩5分程度で着きます。三崎口駅には品川や横浜から京急線一本で行くことができます。

ちなみに三崎口駅はマグロで有名な三崎港がある駅で、駅にもマグロのポスターが貼ってあります。「海鮮三崎港」という名の回転寿司チェーン店もありますね。

電車でもいいのですが、公園には駐車場が2つあるうえに、城ヶ島内に6か所ある公共駐車場のどこか一箇所利用すれば、島内他の公共駐車場が1日何回でも利用可能になるワンデーパスという制度があるので、車で行くのもおすすめです。

城ヶ島は島全体が観光地で、見どころがたくさんあります。東側に安房崎灯台、西側に城ヶ島灯台といったように、島の東西に現役の灯台があるのも特徴です。東西の行き来にはワンデーパスが利用できる車が便利かもしれません。

ちなみに、ワンデーパスの料金は、1日あたり普通車450円、二輪車100円、大型車1,000円です。

海の自然がそのまま残る城ヶ島公園

城ヶ島公園は自然の風景などのおもむきや味わいを楽しむことがメインの風致公園で入園料は無料です。このサイトでも紹介した「三渓園」よりも若干狭いくらいの広さです。三渓園とは異なり園内に飲食店や売店などはなく、飲み物の自動販売機があるだけです。

園内は主に展望休憩所、うみのね広場、ピクニック広場、緑陰広場、ウミウ等生息地(県指定天然記念物)、植物保護区、水仙花園、安房埼などのエリアに分かれており、展望台や灯台もあります。

ウラシマソウ、ヤマユリ、イソギクなどの季節の花の姿も見られ、特に1月下旬より2月にかけては約30万株の八重水仙が咲き誇ります。

緑陰広場・植物保護地区

入り口を入るとまず目の前に広がるのが緑陰広場です。正面に巨大なモチノキがありその下にベンチが置かれています。このエリアはその名の通り公園内で日陰ができる貴重な場所です。

緑陰広場とその隣にある植物保護地区には松林が広がっています。太平洋から吹き付ける強風のせいで、ほとんどの松が島の内側に傾いています。

植物保護地区は道がキレイに舗装されており、道も広いのでとても散策がしやすいです。車いすやベビーカーでの散策も可能です。

皇太子殿下の御成婚を記念した記念植樹もあります。

ウミウ生息地

皇太子殿下御成婚記念植樹の付近にある海触崖にはウミウ、ヒメウ及びクロサギの生息地があります。これらの鳥たちは毎年11月から翌年の4月にかけて飛来して来る風物詩となっています。

ウの仲間であるウミウとヒメウは夏期は北日本などの冷涼な地域で繁殖し、冬季には温暖な地方へ南下して冬を過ごす習性があります。城ヶ島には越冬地として訪れます。ウミウの様子が観察できる「ウミウ展望台」もあります。

城ヶ島の南側にある赤羽海岸断崖は関東地方最大規模の渡来地でもあり、最盛期には2,000羽にもおよぶウミウが訪れます。ただし、その数は年々減少傾向にあるようです。

幅約300m、高さ30mの赤羽海岸断崖は波打ち際からの垂直の崖が人気を寄せ付けないことから、冬季の生息地になっています。下の写真はウミウ展望台から見た赤羽海岸断崖です。

ピクニックに最適な「うみのね広場」と「ピクニック広場」

舗装された道を進み緑陰広場を抜けると目の前に草原エリアが広がります。

ここは「うみのね広場」という広場で、とても解放感がある場所です。奥に見える建物は第二展望台です。

うみのね広場からさらに東側の奥に向かって歩いて行くと「ピクニック広場」があります。こちらも草原エリアになっており、名前のとおりピクニックにうってつけの場所です。この日も家族連れでピクニックに来ている観光客がいました。

ピクニック広場の東側は安房埼(あわさき)という海岸に面しているので、海から心地よい風が吹いてきます。ベンチも設置してありますが、天気のいい日はビニールシートを敷いて寝転がりながらのんびりとくつろぐのがおすすめです。

なお、上の写真の左奥に見える建物は第一展望台、中央に見える塔は安房埼灯台です。安房埼灯台はもともと安房埼に設置してありましたが、令和2年の3月に現在の場所に新設されました。

とんがり屋根が特徴のこの安房埼灯台は城ヶ島観光のシンボルです。畑から海が見える三浦市のイメージから野菜がモチーフになっており、野菜の柔らかさが表現されています。

大洋に面した荒々しい景色が魅力の「安房埼」

ピクニック広場から海の方向に階段を降りると、太平洋に面した安房埼です。草原エリアとはうって変わって、太平洋の荒波に削り取られた岩礁が広がる海の自然の風景がそのまま残っているエリアです。

緑陰広場には強風で変形したマツがありましたが、ここでも海の自然の荒々しさを味わうことができます。海というときれいな砂浜の海水浴場を思い浮かびますが、それとは正反対の海の姿です。

宇宙の図鑑に載っている火星の表面のようにごつごつしおり、足場が非常に悪いで、小さい子供と一緒に歩くのには注意が必要です。磯遊びや釣りは禁止されていないようで、実際に釣りをしている人もいました。

第一・第二展望台

城ケ崎公園には展望台が2つあります。ピクニック広場の南側にある第一展望台と、うみのね広場の南側にある第二展望台です。この日はやや曇り気味でしたが、晴れた日にはどちらの展望台からも青い海と空が広がるぐるり360度の大パノラマが楽しめます。城ヶ島公園内でも人気スポットの一つです。下の写真は第一展望台の外観です。

展望台からは千葉房総半島、伊豆大島、伊豆半島の富士山などを見ることができます。奥に見えるのは房総半島です。

漁船をはじめ、原油タンカーやコンテナ船など様々な船が行き交う様子を観察することもできます。

公園以外にも城ヶ島には観光スポットがいっぱい!

「県立城ヶ島公園」は城ヶ島の東側半分のエリアにありますが、西側にも観光スポットが結構あります。そして、東側と西側を結ぶ道はハイキングコースになっています。

ハイキングコースは主に植物が生い茂る島の真ん中を東西に横断するルートと、海沿いを歩く南側ルートの2つのコースがあります。また、ハイキングコースと言えるかどうかはわかりませんが、岩礁を海沿いに歩いて東西を行き来することもできるようです。

今回はハイキングコースの途中にある「馬の背洞門」に立ち寄るために、海沿いにある南側のルートを歩きました。

ハイキングコース

場所によってはハイキングコースは周囲の景色を眺めながらゆったりと歩けるようにある程度道が整備されているのですが、城ヶ島のハイキングコースは整備されていません。

城ヶ島公園から「馬の背洞門」までの道のりは狭く、両側には背よりも高い植物が生い茂っているので、大げさに言うとジャングルの中を歩いているみたいです。

目印となる建物や海も見えないので、どの方向に向かっているのかわからず不安がよぎったりもします。しかも、道が二股に分かれている場所が数か所あり一瞬迷ったりもします。

とはいえ、所々に下の写真のような立て看板もあるし、基本的には迷うことはありません。ただ、やはり細く狭い道が結構長いので、小さい子供と行くときには注意が必要です。ハイキングは自然と触れ合うのが目的の一つですが、この点については非常に満足できます。

今回は海沿いのルートを歩いたのでコースの途中、所々に海が一望できるポイントがあります。下の写真はそのポイントのひとつである「みはらし広場」です。

写真の右に移っている&を2つ合わせたような像は、「恋する灯台プロジェクト」記念モニュメント「あなた&わたし」です。大きな緑の「&」は城ヶ島公園内にある安房埼灯台を、小さなピンクの「&」は西側にある城ケ島灯台の方を向いています。

ちなみに「恋する灯台プロジェクト」とは、一般社団法人日本ロマンチスト協会と日本財団(東京都港区)が共同で実施するプロジェクトで、日本全国の灯台からロマンスの聖地にふさわしい灯台を「恋する灯台」として認定することで、灯台に訪れる老若男女を増やし、海への関心を高めていくという内容なのだそうです。

自然が作り上げた芸術品「馬の背洞門」

城ヶ島公園からハイキングコースを西側に向かって500m程度歩いて行くと、ちょうど島の中央南側にある「馬の背洞門」と呼ばれる海蝕洞門にたどり着きます。海蝕洞門とは岩が波浪による侵食で貫通し、トンネル状になったもののことです。

下の写真は馬の背洞門を上から見た写真です。ちょうど空洞の真上の部分が細く脆くなっているうえに、凝灰質砂礫岩という脆い柔らかい岩質でできているので崩落の危険があります。危険なため、近づくことはできません。

背洞門を横から見た写真です。波浪、風雨等にさらされて浸食された結果、このような見事な形になりました。長い年月をかけて自然が作り上げた造形美です。大きさは高さ8m、横6m、厚さ2mです。土地の人々はこの馬の背洞門のことを別名「めぐりの洞門」、「眼鏡の洞門」とも呼ぶそうです。

絶対に味わいたい三崎マグロ

東側のエリアはほぼ全て城ヶ島公園が占めている一方で、西側のエリアには民宿、お土産屋、飲食店が多く立ち並んでいます。

島内に飲食店は10件以上あり、食事処では城ヶ島付近にある三崎港直送の新鮮な海産物や、島の漁師が水揚げした様々な磯料理を楽しむことができます。

海産物のなかでもとくにおすすめなのがマグロです。マグロ料理を出す店がとても多く、城ヶ島に来たからには有名な三崎マグロを使ったマグロ丼やカマ焼きを食べなければ始まらない、といった感じがします。

サザエやアワビといった貝料理や朝獲れの地魚料理も食べられますが、とにかく主役はマグロなのです。

飲食店の側には気持ちよさそうに寝ている猫もいました。のんびりとしていい光景ですね。

ここでは詳しくはご紹介しませんでしたが、西側エリアには飲食店の他にも城ヶ島灯台をはじめ、「楫の三郎山神社」、「海の資料館」など見どころは結構あります。

磯遊びができる「長津呂の磯」や、地元の漁師が小型船で島の穴場スポットを案内する「城ヶ島めぐり(遊び船)」もあります。釣りやダイビングなどのレジャーも楽しめるし、お祭りやマラソン大会といったイベントも定期的に開催されているので、興味がある方はぜひ訪れてみて下さい。

<スポット情報>
名称: 神奈川県立城ヶ島公園
所在地: 〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ケ島
アクセス:京急三崎口駅より城ヶ島行きバス20分「白秋碑前」下車徒歩約7分
開園時間:園内常時
休園日:年中無休
城ヶ島公園駐車場: 8:00~17:00 (4月~9月 8:00~19:00)
西側駐車場: 24時間営業
問い合わせ先:県立城ケ島公園管理事務所 電話046-881-6640


公式サイト
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/wk7/cnt/f11539/p35617.html

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