
神奈川県横浜市にある「カップヌードルミュージアム横浜」に行きました。 みなとみらい線の「みなとみらい駅」を降りて、太平洋が見渡せる国際橋を渡って少し歩いた場所にあります。みなとみらい駅から徒歩8分くらいの場所です。
このミュージアムは、世界初のインスタントラーメンである「チキンラーメン」の生みの親で、日清食品の創業者でもある安藤百福の創造的思考に触れることができる場です。
館内は1階から5階まであり、インスタントラーメンの歴史や安藤百福の生涯が学べる展示や、オリジナルカップヌードルの作成体験ができるコーナー、 アスレチック施設のカップヌードルパークなどがあり、幅広い世代が楽しめる内容になっています。
1階のエントランスホールでチケットを購入して、入場します。また、エントランスの横にはミュージアムショップがあり、普通のコンビニやスーパーではあまり見かけないレアもののカップヌードルが販売されてます。
この日は夏休みの土曜日だったこともあり、子供連れの観光客で賑わっていましたが、外国人観光客も多かったです。
2階には安藤百福のサクセスストーリーを紹介する展示や、インスタントラーメンの誕生秘話をまとめた映像が見れる「百福シアター」、日清から発売された歴代のインスタントラーメンを紹介する「インスタントラーメン ヒストリーキューブ 」などがあります。
安藤百福は2007年に96歳でその波乱万丈の人生の幕を閉じますが、 チキンラーメンを開発したのが48歳、カップヌードルを発売したのが61歳、そして晩年の91歳で宇宙食ラーメン「スペース・ラム」の開発に着手しています。 偉業を成し遂げる大実業家は、チャレンジ精神とバイタリティが違いますね。

この写真はインスタントラーメン ヒストリーキューブです。歴代の日清商品が壁一面に並べられている姿は圧巻です。
日清のヒット商品と言えばカップヌードルの他に、「日清焼きそばUFO」や「どん兵衛」などが有名ですが、他にもたくさんの商品が発売されています。
個人的には 1992年に発売された初代の「ラ王」や1995発売の「Spa王」が懐かしかったですね。
世界でひとつだけのオリジナルカップヌードル
3階にはマイカップヌードルファクトリーがあります。ここは、世界にひとつだけのオリジナルカップヌードルを作ることができる工房というだけあり、大人気でした。
カップヌードルのロゴだけ書かれた容器を自販機で買い、手を消毒すると、席に案内されます。
テーブルには、マジックが何種類か置いてあり、このマジックを使って容器に好きなイラストや模様を書くことができます。
容器の準備ができたら、奥にあるカップラーメン工場のようなスペースにその容器を持っていくと、そこに麺、スープ、具材を入れて蓋をしてくれます。
スープは4種類のなかから1つ、具材は12種類のなかから4つ、それぞれ自由に選んで組み合わせることができます。 ちなみに麺は選ぶことができません。

展示物も見応えがあるし、アトラクションも面白いので、結構楽しめるミュージアムでした。興味がある人は足を運んでみてはいかがでしょうか。
<スポット情報>
名称: カップヌードルミュージアム 横浜(安藤百福発明記念館)
所在地: 神奈川県横浜市中区新港2-3-4
電話: 045-345-0918 (案内ダイヤル)
入館料 :大人 (大学生以上):500円 、 高校生以下は無料
アクセス:
みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩8分、「馬車道駅」より徒歩8分
JR・市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩12分
開館時間 : 10:00 〜 18:00 (入館は17:00まで)